アイドルのいない月曜日

入信しました。

Knights写真集ロケ地候補地

長かった夏休みが終わったので振り返り!いきなり直近のことなのですが、先週までサンクトペテルブルクを旅行していたよまとめ。

……いやいやいつだよ、いつってそりゃ書き始めたのは9月末だったんだよ!長かった夏休みって流石に3ヶ月もないよ!(何ならあんスタブログの前の話だよ)

と、いうことで今回はサンクトペテルブルク旅行備忘録です。オフシーズン(白夜の前後がオンシーズン)だったこともあり割とスムーズに観光できたよ!昨年のことが嘘のよう!!!先日北京にも行ったので併せて上げました、てかそっちのために慌てて書いた。

さて、前回ロシアを訪れたのは昨年11月初め、グランプリシリーズに合わせてのことで、そのとき私はリプニツカヤ選手が棄権する現場に居合わせてしまったのだった。時は流れて、彼女が引退表明した直後のタイミングになりました。今回はフィギュアには1mmも関係ない旅程ですけどね。

あとタイトルで突然のKnightsなんですが、これも全然関係ないと言えばないです。単純にサンクトブルクって……Knightsにぴったりじゃね……?てだけのことです。

まず学びがあったこと。

  • 風邪気味で飛行機に乗ると中耳炎になる

だからと言って行かない選択肢はなかったのでしょうがないんですけど、乗り継ぎでモスクワに着陸する態勢に入った瞬間頭蓋骨が割れるかという痛みに襲われ、最終的に2週間近く中耳炎を拗らせているので、ほんと気を付けたい。

現地でガイドさんが言ってた。実際1週間ほどの滞在中に完全に晴れていたのは1日だけで、これは季節に依るのかもだけどお天気雨が結構酷かったので、折り畳み傘くらいはあった方が良いと思う。

  • eチケットめちゃめちゃ便利

大事!!!2017年をなめてたよね。『地球の歩き方』で酷く混雑すると書いてあったり、モスクワで長蛇の列に負けた経験が色濃かったけれど、eチケットに気付かなかった我々が馬鹿だったんだな。特に威力を発揮したのはエルミタージュ美術館で、超スムーズだった。大宮殿や琥珀の間は館内の入場制限が厳しいので、言うても並ぶかな~という感じ。

 

 

以下『地球の歩き方』を参考に、丸4日間の旅程を組んでみました。

今回宿を目抜き通りのネフスキー通りに取ったため、夜観光して帰ってきてもご飯を食べるところがいっぱいあるのは本当に助かった。モスクワのとき良いホテルでKFCのナゲット齧って寝たのが嘘のよう……。ただメトロに乗るのも微妙な距離なので、かなり旧海軍省寄りに取っても良いのかな。

夜到着して初日はペテルゴフへ。行きは船、帰りはマルシルートカ(出入口が船着場か大宮殿の脇になるので、上の公園を見る場合はマルシルートカ必須)。

ペテルゴフはピョートル大帝の夏の宮殿で、離宮らしく小さくも華やかなこだわりを堪能できる部屋をひたすら巡れる大宮殿と、庭園内に散らばる様々な意匠の噴水が見どころ。リンク先の下のフォトギャラリーを見てほしいのだけれど、家具とかドールハウスとか「閉じられた世界」が好きな人は絶対楽しめると思う。一部屋一部屋テーマがあって可愛い。噴水は「チェスの山の滝」「太陽の噴水」「アダムの噴水」「イブの噴水」など、分かる分かるモチーフだけでテンション爆上がるよねって感じ!「いたずらの噴水」「傘の噴水」は友達と行くとはしゃげて楽しいです。あと温室があって、近代の業萌え発動されました……。*1

更にロシア革命100周年か何かの祭典のリハーサルをしていて、大宮殿をバックにセットを組んでいたのがね、美恋魂を髣髴とさせました……リアル城セット!

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中心部に戻ってロシア美術館へ。モスクワのトレチャコフ美術館(長蛇の列に敗北したアレです)に並ぶロシア絵画専門の美術館ですね。

それから分館のストロガノフ宮殿。こちらは美術館というほど絵画は展示されていないが、18世紀の貴族の知的な趣味が伺えて楽しい。鉱物標本とか、博物学的なアラベスク模様とか、この2階部分が円形の本棚になっている書斎とか(見にくい)。

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木曜だったので2100閉館。よって疲れ切っていたので、この日の晩飯は観光客も多いし安牌だろうということで文学カフェにしました。美味しい。2Fに通されたら生ピアノと歌の演奏が行われていて居心地が良く、どっと眠気。

 

2日目はエルミタージュ美術館へ。エルミタージュはいくら時間があっても足りないスポットで、我々は古代と東洋を断念して全体の半分強くらいを回って半日は費やした。印象派の作品は新館(旧参謀本部)にあって、ここと合わせて一日がかり。

でもその価値はある……何が良いって宮殿だってことですね。元々エカテリーナ2世の美術品蒐集のために建てられただけのことはあり普通に宮殿建築なので、王族の居室なども公開されているし、衣服や食器類も見られる。まあサンクトまで来て全く行かないってことはないだろうけれど、絵画に興味がなくても絶対楽しい。個人的に宮殿て赤坂離宮くらいしか行ったことなかったので、こういうことか……感が!それこそ参謀本部とかも残ってるし、この広場を馬が、みたいなリアリティがあって王族パロ妄想のクオリティが上がる……。

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てか告白するとずっと月永レオとKnightsのこと考えてたよね。ペテルゴフでチェスの山の滝を見たときKnightsのこと頭に浮かんでしまって(Knightsはチェスというユニットを前身としていて、リーダーの月永レオのことを王様て呼ぶんだ)、以降サンクトペテルブルクの白い街並みはKnightsにぴったりだな……て思ったし、エルミタージュで玉座を見ればもう玉座に腰掛ける月永レオの図が浮かぶわけですよ。Knightsの写真集絶対サンクトペテルブルクで撮影したい。ちなみにその後来たフルール・ド・リスのセットが正にサンクトって感じでめちゃめちゃ興奮したけど、冷静にどちらもフランス式庭園を元ネタにしているってことなんですよね。当時のロシアの王侯貴族はフランスかぶれだったので。てことは……パリに行かなくちゃな……推し、来年はフランス大会にアサインしない?言うて実際されても治安と旅費の問題があるけどさ~~~!

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ここにも素敵な書斎が。正に「スカウト!賢者の導」「スカウト!ビブリオ」でしょ……。

美術館として好きなところは、意外とちゃんと見たことない近代西洋美術にステ全振りしてるところですね。今年大エルミタージュ展*2を訪れた際も思ったのですが、エカテリーナ2世と比較的時代の近い、17~18Cの各地域の作品が主力なので共時的な楽しみ方ができ、日本ではないことなので面白かった!

あと近代西洋美術エリアの順路の最後、「絵を描く絵」で終わっているのがめちゃめちゃエモい……!

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3日目は朝にペトロパヴロフスク要塞、昼にツァールスコエ・セローへ。

ペトロパヴロフスク要塞はうさぎ島と呼ばれていた中洲に建設されたので、要塞内にも沢山うさぎのオブジェがある。大きな見どころは皇帝一族の墓所であるペトロパヴロフスク聖堂で、可愛い系の聖堂ですね。歴史的な色々もあるっぽいのですがそこまで歴史おたくではないのでスルーしてしまった(笑)。オンシーズンは混み合うらしいけれども9月はそこまでで、海が気持ち良いスポットて感じ。

ツァールスコエ・セローは夏の王族の住まいで、郊外なので現地ツアーに参加してみました。オフシーズンだし自力で何とかなるかなと思ったのだけれど、観光案内所(エルミタージュ横にある)で相談したところ勧められ、入場の手間+普通に遠いので良い選択だったなと。ゴスチーヌイ・ドヴォール(ショッピングセンター)前の広場に現地ツアーを手配しているボックスがいくつかあって英語ガイドもあり、当日でも参加できた。同地に14:00集合だったかな。

全部見たい!て場合には物足りないかも知れないけれど、エカテリーナ宮殿はスムーズに入れたし、それ以外の建物は中までは入らなかったけれども、公園も一通り回った。宮殿としても華やかで楽しいし、ここはWWⅡでドイツ軍によって破壊されたのだけれど、琥珀の間含め素晴らしく復元されていて、復元の模様も説明がありロマンがありましたね……。何ていうか、石の建物って壊れることを前提として作っていない、ある種時間の止まった存在だと思うのだけれど、それが破壊され、再建されるというダイナミクス。石の建物って再建しても違和感ないというか、あるべき姿に戻したって感じなんですよね。日本の近代以前の建築を再建するとなったとき、木と紙が主原料になるから真新しい状態に違和感を覚えたりするけれども、石の建物は築100年だろうと300年だろうと一度破壊・再建されたものだろうと分からないなていう。

この日の夕食はカフカス・バーにしました!コーカサス料理のお店で、ケバブとかオリエンタルなピラフとか食べました。ごりごりのロシア料理で固めるのも良いけれども、近隣地域の料理とか、ユニバーサルだけれども味付けが現地風なもの*3とか食べるのも楽しい!

 

4日目はマリインスキー劇場のバレエのチケットを取っていたのでゆっくり移動。演目は「海賊」で新劇場。めちゃめちゃ詳しいわけではないので細かい良さを語る語彙力はないのですが、バレエは台詞がない分誰でも分かるから、機会があったら絶対観るべきですよ……!セットも豪華だし。私パーティのシーンでモブがざわざわしてるのとか、紗幕などの大道具を使った演出を見るのが好きなんですが、海賊は両方あるし最高!(なのでベタにくるみ割り人形が好きです……。)マリインスキー劇場では過去多くの名作が生み出され、現在も上演され続けているわけだけれど、新劇場には当時の衣装とか設定資料も少し展示してあったのでテンション上がりました。

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あとバレエ漫画の人々はこういうところで暮らしていたんだな~~~と思うと感慨深かった。早めの夕食をサドコで摂ったのですが、お皿にダンサーと思しき方々のサインがいっぱい残ってるんですよ。正直バレエダンサー瀬名泉と音楽が月永レオ妄想が尽きないよね。ちなみにサドコではボルシチとか食べた。

中心部に戻ってきて血の上の救世主教会カザン聖堂へ。ちなみにイサク聖堂にも行こうとしたのですが、時間的に展望台のチケットしか売ってもらえず、前述のとおり中耳炎を拗らせていたので断念(笑)。モザイクなどロシア教会建築を堪能しました。

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馬車がいてテンション上がった!

以上で翌日帰途に。

 

サンクトペテルブルクはモスクワに比べると観光地としての自覚があるというか、具体的には土産物屋さんもそこかしこにあって(売っているものは同じだったりするけれど)、サンクトペテルブルクと雨的なポストカードは可愛いものが多かった印象。でもエルミタージュ美術館かストロガノフ宮殿が無難かな~という気がします。あとガイドブックはドーム・クニーギに揃っていたんですが、まず建物がANNA SUIかよって感じで最高。夜になると光る。ソウルジェムみたい。キラキラJDなのでスタバのマトリョーシカ柄のタンブラーも買ってしまった。

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いや~~~純粋な観光、気楽過ぎる。体調の関係でかなり余裕を持たせた筈なんですけど、時間的制約がない分効率良く回れた感。サンクトペテルブルクは丁度良い規模の都市なので、交通機関に悩まなくて良かったのも大きい。ネックなのは飛行機に乗っている時間が普通に長いって点くらいですね……直行便ないし……。次回サンクトペテルブルクで現場があったとしても、飛行機の関係で絶対週末だけに収められなさそう。

とにかくヨーロッパ初心者・宮殿初心者には大変満足でした!!!今回は昨年モスクワに行った際観光できなかった分のリベンジ的な意味合いがあったのですがそれは果たせた感じ。やっぱり推しの暮らす国の文化を知りたいじゃん、てところに端を発しているのだけれど、でももはやロシア自体が好きなんだよね不思議と。果たして来年も行くことになるのだろうか?

*1:全面ガラス張りの温室は産業革命以降の技術革新によって可能になったもので、人間中心主義的な19世紀の流れの中に位置付けられるらしい。それはそれとして『原罪の庭』(篠田真由美)はいいぞ。

*2:2017年3月18日~6月18日 @森アーツセンターギャラリー

大エルミタージュ美術館展 | オールドマスター西洋絵画の巨匠たち | エルミ2017

*3:以前真夜中のプリンスでマヨネーズ大好きなロシア人が出てきたけれども、サラダとか油と酸味て感じの味付けだったのであながち間違っていない気がする。