星に名前をつける
イエーイNEWS担何してる?グリーンマイルかな?全滅したので当日券を狙うよイエーイ ところで新曲が出ないねイエーイ
こう穏やかな時間が続くと他のものにお金使わずにはいられなくなる性質なので、夏休み色々満喫して大変楽しく少し虚しい。NEWSはやばいのでいつも希望を叶えた上で200%サイコーなものを出してくれるのですが、流石にそんな経験は得難いから……。
さて、二次畑が長かったので、ジャニヲタ化するや否やアイドルものが俄然気になり、先日もTHE IDOLM@STER SideMのJupiter編で胸を熱くしていたりなんかしたのですが、一番ガチなのはあんスタです、どうも絶賛推しイベ中です。
と、いうことで今回はソシャゲ「あんさんぶるスターズ!」の話をします。書いている人はKnightsPですご留意ください。
「少年漫画」はお嫌いですか?
まず簡単にダイマ。というか、あんスタのここがアイドルもののゲームとして好きなんだというポイントから。
「あんさんぶるスターズ!」(以下あんスタ)は、私立夢ノ咲学院に通う37人*1の個性豊かなアイドル課の男子生徒たちを、唯一の女子生徒、唯一のプロデュース課の生徒である「転校生」こと「あんず」として支えていく物語である。
と書くと乙女ゲームかな?と思われるかも知れないけれど、あんスタは少しそれとは異なっていて、「少年漫画」*2の要素がかなり強い。あんスタというゲームのメインコンテンツはボリュームのあるストーリーなのだが、そこで繰り広げられるのは血沸き肉躍る、なんていうか……戦争?の模様なのだ。
ちゃんと書くと、メインストーリーでは「生徒会による絶対王政を、主人公Trickstarが革命によって民主化する」というストーリーが描かれている(この部分は実はメインライター・日日日さんによる公式ノベライズの方が充実しているので、是非そちらを手に取ってみていただきたい)。ただこの生徒会も私利私欲のために動く悪役ではなくて、長年の芸能界との癒着によって腐敗しきり、個人の才能に依存していた夢ノ咲学院を、強固な競争システムによって立て直そうとする、という立場なんですね。そして以降3年間に渡って配信されてきたイベントストーリーでは、時に町でライブしたり学院祭で演劇をやったり海ではしゃいだり体育祭で借り物競争をしたり、ひたすら可愛い回もあるのだけれど、とてつもなく重苦しい政治や才能やバックグラウンドにまつわる物語が展開し続けていて、この闇がね、めっちゃ居心地が良い。光は闇の中でしか見いだせない教だから……。
そもそも私はミステリが好きで、何だかんだ二次元を好むようになってからも「好きな雑誌はジャンプSQ.」て育ち方をしているんですよ。美麗な絵柄、厨二心を満足させる設定、ダークながら少年漫画らしさを意識したストーリー、的な。あんスタはめちゃくちゃ実家の味がする。神話の見立て、言葉遊びも多くて考察欲が煽られる。
勿論好きなキャラ、ユニットを推す楽しみもあるし、乙女ゲーム的なキャラとの触れ合いも多少フォローされている。ただどうしてもストーリーラインががっちりある作品なので、ノベルゲー的というか、攻略要素は少ない。プレイヤーに任されているのは「レベル上げ・イベントポイント稼ぎのために画面を無限にタップする」ことだけなので……(一方で「あんず」とプレイヤーが乖離しきらないところが絶妙なバランスなんですよ)。
あと、向こうは卵とはいえ鍛錬を積んだアイドルでこちらは素人だし、お互いに目の前の仕事にいっぱいいっぱいなので、完全なプロデューサーでもファンでも彼女でもなく、後輩/同級生/先輩且つ仕事仲間、の関係性がしっくり来るかなという感じはする。もっと言ってしまえば、二次創作でよくある「モブ視点」的な。夢小説でも完全なモブでもなく、人格があるタイプのモブ。クラスメイトとかご近所さんとかコンビニの店員として、キャラたちの秘密を目撃してしまう一般人。解釈が分かれるところかも知れないけれど、私は「あんず」は今後も特定のキャラ・ユニットの専属、「○人目のメンバー」というか、アイドルに依存した立場にはならないと思うんですよね。学院の改革の一助としてプロデュース課の設置が決まり、「あんず」にも夢ノ咲学院、ひいては芸能界を改革してくれと期待がかけられ、実際日々鍛錬をこなしているわけで、彼女も一人の戦士なんですよ。
Trickstarのプロデュースをするところから物語が始まり、以降様々な依頼に答えていくのだけれど、「あんず」が関係しない仕事の話もあるし、例えば生徒会メンバーも所属するfineなんかは専属のスタッフを抱えているので、「自分が企画しないドリフェスを見て勉強するのもいいだろう」と招待されるに留まったりする。今開催中のイベント「フルール・ド・リス」でも、「あんず」にプロデュースを依頼しようとするが、あまりに多忙なので取りやめる、というエピソードが出てくる。キャラたちもそうなんですが、めちゃくちゃ自立している……。あんスタでは今のところ「あんず」が2年生の1年間を繰り返し描かれているので未来のことは明かされていないが、卒業式の後門の前で「達者でな……!」と思い思いの方向へ歩き出すイメージがある。
いや画期的、女オタクの最適解だと思っている。この方法を取ることによって、「あんず」転入以前の過去のエピソードや「あんず」の与り知らぬエピソードを、部屋の壁や天井や地面になって聞けるんですよ。一方「あんず」=プレイヤーがアイドルたちと交流しているという、同一化も妨げず。キャラたちからの呼びかけがない限り「あんず」がその場にいるか分からないのだけれど、ずっと部屋の外で立ち聞きしていて、呼びかけによって入室する、みたいな感覚ですね。
ちなみに作品内でキャラと恋愛のレベルまで親密になることはほぼないんですが、「キャラ+あんず」的な楽しみはめちゃくちゃあります。例えば私は瀬名泉さん(Knights)というキャラクターを推しているんですけど、彼の執心している遊木真くん(Trickstar)に近付いたことで、初め敵対視されているんですね。それはもう姑のようにいびり倒されるんですが、元来世話好きな性格なので、料理とか教えてくれて*3、先日はペアを組んで料理コンテストに出場しました。*4
泉さんは上下関係にも厳しいので、厳しく鍛える先輩/食らいついていく後輩という関係性に。
守沢千秋(流星隊)の「お前は彼女じゃないけどな」も、「お前の彼氏になる人は幸せ者だな」的な、先輩であり「ヒーロー」である自分はそんな勘違いしないけれど、ありがとう、という大変味わい深い、レモンの味のする台詞なんですよ……。
この辺りに関しては、参考文献として『ユリイカ』2017年2月号を挙げておきます。
では肝心のキャラクターですが、これを見てみよう!
公式HPがちょっと見ない間にめちゃくちゃ充実している……。
あんスタの醍醐味と言えば、意外な交流!(ジャニーズもそうですけどね~~~!)まずは所属ユニット別に表示させてみてカラーを掴んでほしいのですが、下にスクロールして「関連性のあるキャラクター」をご覧ください。クラス、部活動、委員会、幼馴染などなど何通りにも人間関係が楽しめるのです。イベントでも基本はユニット毎のアイドル活動にまつわるストーリーが展開されている一方、スカウト(ガチャです)では部活動のエピソードが補完されたりとサービスしてくれる。クラスメイトが部活の先輩に話を通してくれたり、部活仲間とライブで対戦したり、学園もので良かった~~~!
私の推しとしてはですね、紅茶部は「皇帝」こと生徒会長・天祥院英智(3年 fine)と、その敵の弟で吸血鬼・朔間凛月(2年 Knights)と、清貧かわいいうさぎさん・紫之創(1年 Ra*bits)で構成されている、紅茶を飲んでお喋りする部活なんですけど、御曹司の天祥院先輩と苦学生の創くんが一緒に紅茶を嗜むことなど、こういう機会がなければ見られない……でも現実には女子校さながらのエレガント可愛い、そこに少しのスパイスなお茶会が繰り広げられていて……妄想かな?
演劇部も本当に最高で、何事も「普通」な真白友也くん(1年 Ra*bits)は元々アイドルが好きで中学生の頃から夢ノ咲学院のライブに足を運んでいて、そこで見た演劇部の超美人に憧れて入部するものの、それは実は男でしかも女装を迫ってくる変態仮面だった……平穏な学園生活よさらば!てところから始まり、いつも王子様役を任されるクールな氷鷹北斗先輩(2年 Trickstar)と演劇の研鑽を積み、エンターテイナーとして非凡な才能を持つ変態仮面こと日々樹渉部長(3年 fine)を何だかんだ尊敬している一方才能問題でこじらせたりと、部活動の方もめちゃめちゃアツいんですよ……。
あんスタ推しGシート
で、こちらは私の推しのKnights!
「優美かつ華麗な騎士道ユニット」の名に恥じず、皆顔が綺麗……。良くも悪くも「個人主義」だったのが、段々それぞれの個性を活かしつつもホームとしてKnightsがある、という様に変化していくんですけど、まあNEWSですよね(主観です)。公式で「ファンサが手厚い」設定もあり、職業アイドルとしてファンのことをお姫さま扱いしてくれるんですよ……まあNEWSですよね……(主観です)。
あんスタは先に述べた通り、学院改革やそれぞれのこじらせた事情の解決、そこまで行かなくともアイドルとして何をステップアップさせたいか、ユニットとしてどう仕事をするか、といった部分をストーリーとして読むのが主眼なので、ライブシーンに関しては音楽もないしモノローグで繋ぐんですが、メンバーのパフォーマンスに煽られたり、自分たちの感慨を語ることに終始しがちなんですね。Knightsは観客を意識してくれるので好きです……。(先日はあまりにKnightsのライブに行きた過ぎて、舞台のライビュに行った。Knights5人の立ち姿だけで麗しくて最高だった。)
多分モデルの2人を始めとして、「他者から見られている」意識がある人物の物語が私は大好きなんですよ。その上で自らこうありたい、こう見せたい、と下した選択ほど尊いものはない……自己プロデュースが好き……。
あとKnightsは衣装が最高。一番思い入れがあるのは先にも貼ったクリスマスのときのものなんですけど、布が高そうで良い。どれも優美且つ華麗な騎士風のデザインなので、冬の大型歌番組にぴったり!
メンバーはこんな感じ。髪色で見分けられます!!!て書こうとしたけど、二次元大体そうだったわ。
Knightsの基本的な流れをまとめると、
- 4月に革命中泉さんがゆうくん(Trickstarの遊木真のこと。キッズモデル仲間で、「お兄ちゃん」と呼ばせようとしている)を保護監禁、謹慎処分に
- 一学期の間はアイドル以外の活動で好感度を上げる
- 二学期、リーダーのレオが帰還、一悶着ある
- クリスマスにはプレゼント交換をするくらい和気藹々としたKnightsに
プラスして前年度の闇ストーリーが配信されている状況なんですが、まず泉さん!
彼は幼いころからモデル業をしているのでめちゃくちゃ意識が高いんですが、英智に「よく鍛えられてるけれど、凡庸な無名の剣でしかない」と評されているところがめちゃくちゃ刺さる。
この台詞が出た、前年度の闇ストーリーこと「追憶*モノクロのチェックメイト」は、絶対王政の確立のためにKnights、というかレオが利用される話なんですが、腐敗しきった夢ノ咲学院には「五奇人」と呼ばれる天才が君臨する一方、その他大勢はやる気のないアイドルもどきでしかない。その中で瀬名泉は腐らず地道に努力を重ねているけれども、自分が天才ではないことぐらい分かっているんですよ……。
でもレオはそんな泉に対して、お前を見ていると無限に霊感(インスピレーション)が湧くって肯定してくれる。あんスタは孤独を分かち合う関係を描くのがめちゃに上手くて、レオもずっと一人で頑張ってきた泉に、「たまに疲れたときに、背中を預けられるやつがいてもいいじゃん」て言うのだ。レオはレオで作曲しか自分に価値がないと思い込んでいて、作曲で奉仕することでしか自己肯定できない難儀な子なんですけどね!
しかし最終的に人々の悪意に染まってレオは精神を病み、二人の青春は終わりを告げるのだけど、ここからが本編なわけですよ*5。他の三年生も大体そうなんですが、高校三年生にして青春が終わってるってめっちゃやばくない?戦乱の時代に青春を使い果たしてしまっているので……もう社会を知っている……でも考えてみるとアイドルてそういう職業なんですよね。その決意とプライドに乾杯。
レオについてはもう結構触れてしまったけれど、復学後暫くは、自らの手でKnightsを終わらせようと「ジャッジメント」(内部紛争を解決するための対戦式ライブ)を行ったり、裏方に徹しようとしたり、現在のKnightsのリーダーであることに居心地悪そうにしているのが、クリスマス頃には変わってきてリーダーらしい先輩らしいことをするようになるのがなるほどな~~~という感じ。その辺まだ補足が来そうなのでふわっとさせておきますが、ジャッジメントで司に「あなたには、まだ教えてもらいたいことが山ほどあります」と殴られ*6、「親の庇護って必要だなって」思うようになるの*7、ユニットが本当の意味でユニットになる瞬間なんですよね……。Knightsもレオと泉以外は成り行きで加入した面子なので、4月の時点ではそれぞれの才能は認め合っているけれど、それだけなんですよね。お互いにメンバーとしての必然性を感じられるようになってからが強い。
凛月は……「吸血鬼」て何だよって思われるのは至極当然で、私も何だよって思ってます。とりあえず日差しに弱いのはマジ。日向の世界に引っ張り出してくれた幼馴染のま~くん(Trickstarの衣更真緒のこと)への愛で生きている。凛月を溺愛する天才の兄がいて色々あるんですが今回はそれは割愛。凛月がずるいのは、甘えたがりで寝てばかりに見えて、Knightsの参謀であり、日が沈んでからしか発揮されないけれど実力は高いところ。これもまだどうなるか分からないんですが、何だかんだアイドルの素養はあって、段々アイドルとしての朔間凛月が出来上がってくるんですよ。4月時点ではべたべたに依存しあっていた凛月と真緒が次第に相手から自立し、今イベでは真緒が来られなくなってしまっても全力のパフォーマンスを見せていて、多分未来では適度な距離感に落ち着く。それは凛月にも守るべきものができたからで、言ってしまえば仕事が楽しくなってきたからなんですよね。実は、一般人が職業アイドルの顔になっていくのを見る楽しみがあるのは凛月なんじゃないかと思う。
鳴ちゃんは今後補完が来る!はず!具体的には昨年のクリスマス、あんスタ闇事件簿が更新されてしまった「アタシのことを世界でいちばん綺麗だよ、大好きだよって言ってくれたひとが……アタシに何の相談もしないまま、夢破れて自殺しちゃった話」について……(※夢ノ咲学院には慰霊碑があります)。まだどこか飄々としている、椚先生大好き皆のお姉ちゃんの顔しか明かされていないんですが、鳴ちゃんを救済したい。ライブになると結構好戦的なところが好きです。
ラスト、末っ子の司くんは御曹司なので、「優美かつ華麗な騎士道ユニット」という肩書に誰よりも固執するんですが、まだまだ1年生らしいところがあるのが可愛い。甘いものに目がなかったり、同じく御曹司のクラスメイト・姫宮桃李くん(fine)と張り合ったり。どうかそのまま伸び伸び育ってほしい。そしてレオや泉とあれだけ禍根を残した天祥院英智を「天祥院のお兄さま」と呼び慕っているのがあんスタの面白さ。
転入案内
まあまずはダウンロードしてみてほしいのですが、ゲームシステムを補足。
あんスタでは半月に一度イベントと限定スカウトが実施されており、イベントポイントを貯めたりスカウトでストーリー付のカードを引くことで、新しいストーリーを読めるというシステムになっている。無課金でもストーリー回収は余裕があるくらいの感じ。イベントの合間に過去のイベントを進めることができたり、現在は過去の限定スカウトが復刻していて目当てのカードを引きやすい状況にあるので、気になる過去ストーリーを読むチャンスも用意されております。で、イベントを有利に進めたりストーリー付きカードのストーリーを開放するために育成が必要で、何をするかと言えば無限タップ……。
無限タップ。実際私の友人も「動物実験みたい」と言って長らく手を出してくれなかったんですが、見方を変えれば片手間にできるのは圧倒的アドバンテージなので……リズム感も戦略を練る必要もないし、TVを見ながら、ご飯を食べながら、講義中、etc.で終わるので……慣れよう!
年間通して季節に合わせたイベントが開催されており現在58期なんですが、外せないな~~~!と思ったものを紹介。ただ年度末に近付くにつれ仲が深まっていくので、最初に三学期のストーリーを読むのは勿体ないかも。でも私は三学期めっちゃ好き。システムが整備されてきて、嘗ては非公式だった対戦形式に限定されない、自由なドリフェス(ライブのことです)がどんどん開催されるようになり、キャラたちの変化も感じられる。一学期のぎすぎすした感じも良いんですけどね!
それと、今年から『キセキ』シリーズと題して、革命を成し遂げたTrickstarが年末の大規模ドリフェスで対戦する他校の精鋭との色々を扱ったイベントが配信されていまして、第2弾がじき開催です!EveとAdam、合体するとEdenとかいうやばい名前のユニットが登場してます!特大の闇が来ると身構えていたら第1弾のEveはほっこり終わって安心!Adamは早くも「博愛主義者」とあるのに「……その子たちのこと、壊しちゃったらごめんねって」などと宣う見た目ヒールな人と、「ー我らの輝かしい未来のために!突撃!侵略!制覇!」と演説していらっしゃる学生実業家がお出ましているので今度こそ闇かも知れない!震えて待とう!
メインストーリーは全部読まなくても、何となく世界観が掴めたら大丈夫。気になるなら公式ノベライズを読もう(ごり押し)。その上でストーリーの根幹に関わってくるのは、まず新キャラ投入イベント。
- 「反逆!王の騎行」
- 「追憶*マリオネットの糸の先」
- 「追憶*集いし三人の魔法使い」
これに限らず「追憶」とついているものは前年度の闇ストーリーなので、ある程度キャラのことが分かってからの方が面白いかもだけど、推しにかかわらずいずれ絶対読んでくれ……!あんスタの地獄を体験してくれ!!!
手始めにおすすめなのはこの辺り。
- 「追憶*初待ち桜と出会いの夜」Trickstar結成秘話 目立った地獄はないが、孤独がこれでもかと描かれる。あんスタのアイドル観がよく出ているので大変おすすめ
- 「ジャッジ!白と黒のデュエル」Trickstar V.S. Knights Knightsが気になるならまずはこれ
- 「宵の闇♪バンドアンサンブル」Trickstar&UNDEAD 先述した凛月と真緒のエピソードはここ
- 「対決!華麗なる怪盗VS探偵団」Ra*bits&Knights 先述した友也くんと日々樹渉のエピソードはここ
- 「スクランブル*夢の中のトイランド」fine&2wink ユニコーン桃李が可愛い
- 「彩光!瞬きの星夜祭」各ユニットの3年生と1年生が選抜されてイブを祝うよ 交流を見る楽しみがある
- 「迷い星*揺れる光、プレアデスの夜」Switch&Trickstar 占い師としての活動が忙しくなってきた夏目くんが将来について考える話。Switchのライブ中に「私の悩みを聞いてください!」って言い始める占い師・逆先夏目のファンのパンチが強い
- 「ドロップ*遠い海とアクアリウム」海洋生物部 学院でも「五奇人」として羨望のち迫害され、家庭でも生き神様として扱われてきた深海奏汰くん(流星隊)が人間になる話。チャラ男の羽風薫くん(UNDEAD)のイヤモニがクラゲだったことは記憶に新しい
結構偏りがあるんですが、ストーリーとして入りやすく少しフックがあるやつで。流星隊が気になるなら箱イベの「爆誕☆五色のスーパーノヴァ」かな。(私が読めてないのでアレなんですけど、「決別!思い出と喧嘩祭」(紅月&fine)も評判良いです……)
スカウトはね、あんスタは限定スカウトにおける限定カードの排出率が良心的なので、マジで気になる子は復刻スカウトしよう!!!流星隊編が終わってしまったのでいくつかのスカウトは復刻終了なんですが、まだまだあるよ~~~まあ顔で選ぶのが一番なんですけど、「エキセントリック」は凄かった。嘗て生徒会に「排除すべき旧時代の怪物」として羨望のち迫害された「五奇人」たちが時を経て忘年会する話なんですけど、妄想かよって感じ。例えるなら一昨年の「V6の20thコンサート後にJr.黄金期メンバーがV6縛りのカラオケした」並みの妄想度。なぜか3Aのクラスメイトでゲーセンに行った「荒野のガンマン」も、実はクラス縛りのストーリーはこれくらいなので大変ありがたかった。
ちなみに無理矢理決めるなら私的優勝はこれかな!!!
【スカウト予告】30日の15時から期間限定キャンペーン『スカウト!ベストショット』を開始します!
— 【公式】あんさんぶるスターズ! (@ensemble_stars) 2016年7月29日
清涼飲料水の広告塔に抜擢された桃李たち。桃李とはじめて仕事をする創は遠慮気味。仕事を通して距離は近づくのか…? #あんスタ pic.twitter.com/sDtc2zVPhB
ゲーム外では、あんスタはアニメが決まっておりまして(放送延期だけど)、舞台も上演されていたりするわけなんですけど、まずはキャラソンでしょう!ユニット毎にリリースされ現在3周目。今回の第3弾の推しどころはイベントストーリーに沿った楽曲が収録されている点ですね。先ほどリンクを貼ったKnightsの場合、トラック2「Knights the Phantom Thief」は怪盗イベ、トラック3「Crush of Judgment」はジャッジメント時のもの。あんスタはどうしてもライブシーンの描写が希薄でめっちゃ飢えるので、こういうのは良い。
あと大好きなところ、コラボの意味が分からないところ。突然の叶姉妹、突然のブルゾンちえみ(今ならログインボーナスでwithB風カードがもらえるよ)、突然の大川ぶくぶ先生……。「推し変のススメ!新しいガムプレゼントキャンペーン」とかやっていて、真面目に天才だと思う。
と、ここまであちこち話が飛びながらあんスタに勧誘してきたわけですが、どうでしょう、転入する気にはなられたでしょうか。
ソシャゲってサービス終了したら後からその全てを楽しむことは難しいし、例えばこの濃密なイベントストーリーに関しても何らかの書籍の形で保存できる保証はないわけですよ。その意味では、あんスタが配信されている時空に生きる奇跡を是非大事にして、ちょっと覗いてみてほしいな~~~と思います。よろしく!!!
粗方語り尽くしたので最後にしんどいくらい最高だなと思ったあんスタのアイドル観。関係性を星で表すリリックは世間に溢れておりあんスタの中にも散りばめられているのだけれど、なるほど……てなったやつ。
そして月永レオと瀬名泉で〆ますが、「太陽と月」もよくあるけれど、二人は「月と月」なんですよ……。相手のことを「月」だと褒めるのって、自分だけはお前の素晴らしさを分かっているよ、てことだと思うの。瀬名泉のスマホカバーが月の柄だったときもめちゃくちゃしんどかった。青春は終わったとしても、嘗て確かにあったということは消えないのです……。
あんさんぶるスターズ! 青春の狂想曲【アクセスコード付き】 (ビーズログ文庫アリス)
- 作者: 日日日
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