アイドルのいない月曜日

入信しました。

Life with QUARTETTO

寒い~~~~~

先日NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTOのDVD&Blu-rayが発売されましたね!

悩んでいる方も後悔はさせない!今すぐCDショップにGO! 

 

今回の仕様は初回盤と通常盤の2種!どちらも6/12 東京ドームでの千秋楽公演を収録!

初回盤にはなんとアリーナオーラスの広島公演がまるっと!

通常盤にはドキュメンタリーがたっぷりと!

どちらにせよNEWSの素敵さ・楽しさ・可愛さ・カッコよさ・etc.が余すことなく楽しめる必携の1枚!或いは2枚!!!

でもまだ広島公演見れてないんだ~~~私は丁度この東京公演に入ったんですけど、まずそれ見て反芻してドキュメンタリー見てってところでとりあえず力尽きた。

と、いうことで通常盤感想です。 

 

Theme of "QUARTETTO"

QUARTETTO【初回盤】(DVD付)

QUARTETTO【初回盤】(DVD付)

 

初めに、QUARTETTO QUARTETTO言ってるけど、このコンサートってアルバム「QUARTETTO」による部分がとても大きいと思うの。Whiteも勿論アルバムの世界観を引き継いでいたんだけれど、或いはそれ以上に、というか……。そもそもまずQUARTETTOが凄いと思うのは、テーマが凄く当たり前で確立しにくいようなものなのに、全くブレてないこと。

例えばWhiteの際は物語的な設定があって、白っていうテーマがあったわけだけれど、今回の「4人で奏でる」てそりゃいつもそうだろってことではあるんですよね。だからこそフィーチャーしにくい気はするんだけど、最強のテーマだったんだなあって。

アルバムのmusic clip見ただけだとまだピンと来てなかったんですよね。楽曲も好き系統だったけどしっくりき過ぎてて、トラック11「Departure」なんて初めて聴いたときでさえ感想は、これは「もしもNEWSがアイドルアニメだったら」で1億回2期opにした曲ですね~~~だったさ!よくよく考えたらそれは「Weather NEWS」だった。割と似ている。

そんなコンセプトでしたが、コンサートで威力を発揮した。

特に好きなのが、MC後の「Theme of "QUARTETTO"」!

アルバムのmusic clipは

①メンバーがそれぞれ奏でる音が一つの集合体になっていく

②集まって輪になって激しく踊る 

の2パートから成っているんですが、コンサートではopで①の映像、MC後ラフな曲から壮大な曲へ切り替わるときに②をやってくれるんですね。デニムにTシャツな衣装で直前までMCやって「愛言葉」歌ってにこにこ和やかにしていた人たちが、同じ格好のまま激しく踊り出すっていう。

なんか最近NEWS、っていうかそれぞれが二重三重に好きなんだ。アイドル(演者)として好き、コンサートを作る人として好き、人として好き、みたいな。セルフプロデュースの割合が高いグループなんだろうと思いますが、プロデュースされる人もしている人もされた人もどの段階も好きって感じ。

Theme of "QUARTETTO"て万能で、NEWSそのものだから、どんな格好でも踊れるしその後どんな曲でも出せる。けど半分華やかなアイドルで半分仕事人っていうあり方がよく出てるから、ラフな格好で踊っても様になるのも、その後四銃士みたいな世界観を作り込んだ曲を導入するっていうのも正し過ぎて泣いた……。もはやギャップという概念は死んだ。連続値を見ていたい。

Whiteの「白」は物語性の強さもあり、アルバムでの完結度・コンサートでの完結度がそれぞれ非常に高かった印象があって、そこが作品として芸術的で良いって感じだと思うんですけど、そこからだとQUARTETTOは良い意味で開けてて素敵だ。勿論大変豪華で非日常でありながら、どこかニュートラル。「素」「等身大」「ありのまま」みたいな言葉が要らないくらい、おしゃれで楽しい日常の中のコンサート/アイドルだった。(Whiteはだからアルバムからコンサートに“発展”してるんだけど、QUARTETTOは同じことを違う方向から見ている感じがする。)

このコンサートの中だと、蛍光イエローの衣装について増田さんは以下のように述べていて、*1

NEWSって、『チュムチュム』とか『KAGUYA』とか、1曲ずつ着替えなきゃいけないようなパンチの効いた曲がたくさんあるでしょ。この衣装は、メンバーからの「そういう曲を総括できる衣装がほしい」っていうオファーを受けて考えた1着なんだ。

このパートを観ているときって、個人的体験としては疲れていてウォークマンで強い曲だけ飛ばして聴いてるときの感覚に近い。じっくり聴こうっていうタームじゃなくて、とにかく強い曲聴きたいとき。雑多な楽曲群が雑多なまま提供されたというか。四銃士にしても、日常過ごしてて今日はどっぷり映画観に行きたいとか、帰ったら徹夜であのDVD一気見するぞとか、気合の入った気分のときがあって、オケパートはそんな気分で聴きたい曲なんですよね。あの幕がある意味ってそういうことだと思うんですよ。普段の楽曲への親しみ方がコンサートで再現されるっていうの、コンサート以外でも沢山活動があったからこそできるのかも知れないし、多分後々見返すと全部込みで味わえて楽しいんだろうな~と思った!

さんざ語られた「NEWSらしさ」「王道」「今のNEWS」をプロデュースして、その結果(狙ったわけじゃないだろうけど)観る人が今NEWSの音楽を聴くように観た、というのは目論見が成功したってことなんじゃないかな。

あと、7/20放送の少プレのQUARTETTOメドレーは今度は完結度が高い作品としてパッケージされていて、「4人で奏でる」はあれで補完された感がある。

 

Documentary of QUARTETTO

広義の 「4人で奏でる」はパフォーマンス含めそれぞれの得意分野を担当しながら4人でコンサートを作り上げるってことだ。

それがメタ的にコンサート内部に落とし込まれている、「4人で奏でるNEWS」までもが読み取れるところが好きだって話をしてきたけれど、「『4人で奏でるNEWS』をどう4人で奏でたのか」が見れるのがこのドキュメンタリーである。

凄く好きな点として、メンバーAのパートの中に「メンバーAの仕事を見たメンバーB」が挿入されているのがにくい!慶ちゃんのパートが一番顕著で、「なんかね、各々スタッフさんのところに行くのよ」で他の3人の様子が映ったり、ツアーで楽しみにしていることは「他のメンバーの担当している部分」という答え。

衣装付通しリハやアリーナオーラスといったポイントの映像は敢えて共通させて、その過程がそれぞれ違う……んだけどお互い「なんかやってる」感がうかがえる、それを見ているとこっちまでわくわくしてしまう。シゲアキのパートで手越のコメントがあったり、慶ちゃんへのドッキリとドッキリの相談が別の視点から見れたり、I・ZA・NA・I・ZU・KIの衣装への反応だったり、それぞれがそれぞれの仕事をしている、+それぞれの仕事がグループに還元されていくところを追っているのが4つに分けた意味があって素敵だった。

本編でも似たようなことは思って、なんか編集が細かいな~と初見で感じたんですけど、歌割担当していないメンバーを映していることが結構ある!それがファンサ曲なら、或いは表情を映したいバラードならあったかも知れないけれど、そうでなくても歌っているメンバーA→口ずさんでいるメンバーB→歌っているメンバーAみたいに、曲に沿いつつも4人の様子が逃さず入っている……。なんか信頼感が感じられて好き。

私「渚のお姉サマー」のAメロの歌割担当していないメンバーが後ろ向きで踊る振付が大好きなんですけど、同じくあれも適度な距離感というか、信頼感のある個人プレイというか、つまりはNEWSらしいところが良いんだろうな。

それからドキュメンタリーを見て初めて、会場に行ってからの作業の多さに驚いた!

各会場での調整、というよりもコンサート自体が磨かれていく様子、それに今回収録されたアリーナ公演からドームへの変化についてしっかり密着してくれて、各公演の様子もちゃんと意味ある選び方がなされているなんて、ドキュメンタリーとしての完成度が高い。*2噂に違わずマジでプロフェッショナル 仕事の流儀じゃん……。(と思って公式HP見たら、前回の照明デザイナーさんの回面白そうで笑った)あとテゴマスが会場で調整する際、ハモだけになってるのが個人プレイ感あって高まりました。

ちなみに自担であるまっすーパートで特に「やべえ」と思ったのは照明部に呼ばれて一人会場に向かうとこで、「いや~これは積もるぞ」がスーパー好きです。

一番好きなのはスニーカーをアレンジしたとこかな!「靴が凄く可愛くなってる~!」て自分で言っちゃう気持ちね~~~!クリエイションが本当に好きなんだな~って何なら最大の泣きポイントだったよ。それに「靴履いたら(OK出すよ)、可愛い靴ー」てスタッフさんに言われているのも微笑ましいの極み。「洗っちゃうの?」も……。

スタッフさんと言えば、改良を重ね重くなった衣装に対する「また増えたの?」「でも、凄いカッコイイです」も良い。「重くないですか?」「でもカッコよくない?」「確かにカッコイイですね……」「しょうがないですね~」みたいなやり取りがあったかと思うと最高。

ちなみにI・ZA・NA・I・ZU・KIについては初見の衝撃ほんと忘れられないな~!

アリーナとかではなかったので、Blu-rayで見る色味・鮮明な模様の印象ではなくて、もっと淡い色で発光してる印象だったんですけど、とにかく「リアルに神か!?」て感じでした。白で顔が見えているときは千早振る神、照明が落ちて発光しているときは荒振る神、どっちにしろ神、などと口走った。基本NEWSは宗教スタンスだから。あれをやり遂げたのは本当になんていうか……おめでとうだよ。

今のNEWSにNEWS自身が期待していることが、ドキュメンタリー通して何より伝わってきたのが素敵でした。慶ちゃんがライブとは「4人の攻撃」て表現するなんて、「僕も結構前のめりになっている」て言うなんて、ちょっと驚いた。

 

QUARTETTO

それからやっぱり「音」!「“歌”をちゃんと届けたい」*3初め、パンフレット等々で四重“奏”もまたテーマであると言及されてきたわけですが、円盤のメニュー画面の説得力凄い!!!音が大事にされてる!

「QUARTETTO」の演出も現場では気付けなかったけど、「♪燃え尽きるまで」の前のギュイ――――ン!に合わせてゲージが溜まって、「QUARTETTO」×4の後文字を点滅させるのなんて、円盤で収録してくれて本当に良かったポイント!「♪Wo o o o o」に合わせて丸く照明が広がるのも口に手を当てる振付と相まって大正解で、etc.どの曲についても楽曲の良さを活かす演出が円盤編集の段になっても徹底されている……。四銃士星をめざしては言うに及ばず、オルゴールの演出や、I・ZA・NA・I・ZU・KIやWonderもコンサート版の編集が演出の域を超えてアナザーバージョンとして聴けるし。Whiteまでもコンサートの空気感・リアリティが丁寧に閉じ込められているのが驚きの満足度の高さの秘密だったと思うのですが、今回は細かい編集というか音ハメがやばいので、そのクオリティが上がっただけでなく円盤で更に+αあった感。つまり楽曲主体のメディアミックス的な楽しみ方ができたのが凄く良かった。

それからNEWSは客席を映しがちだけど、今回の希望 〜Yell〜の編集は凄く良かったな。愛言葉のウェーブしかりマスとして映しきっていたのも良かったんだろうけれど、チャンカパーナの「カモン東京ドーム!」で一気にドーム遠景が映るのとか、演出として美しかった。

楽曲もそうだし、C&Rにしても、コンサートの空気感を思い起こさせるのってやっぱり視覚だけでなくて聴覚との相乗効果なんだな〜と感じました。

「『いい歌を聴けてよかった』って思ってもらえるものにしたいね」とシゲアキは言ったけれど、正直上手い下手は別にしたとしたって、結局生でコンサートを観る、ということを考えると音の占めるウエイトて実際大きいと思っていて、そこを大事に編集してくれたのはとても嬉しいことである。

 

散漫で極めて感覚的な文章になってしまいましたが、とりあえず以上円盤で感動したところでした!

総じて言うと、「やなこと忘れろよ――――!」て煽りだったり、NEWSのコンサート特別であると同時に身近な存在なんだけど、それをまた再確認してしまったという話です。「今のNEWS」を表現するってことはとても難しいし、分かりやすいテーマがあるときに比べてまとまりのない印象になりがちだけれど、私は凄く好きなコンサートだったな~と改めて思った。NEWSの(グループとして)良い意味で非コンセプチュアルなところが、未知数なところがぴったり嵌まっていた。

それから、コンサート本編のラストで使われた「ヒカリノシズク」の歌詞を初めて見たとき、「フルスイング」「CRY」の流れの中にあるんだけれど、もう「涙をそっと拭ってしまうような」になったんだ、と思ったのを覚えている。凄く前向きになっているなって。なんとなくこういう応援歌はもう出さないんじゃないかという予感があり、NEWS第2章が復活の物語だったとしたらそれはこの曲で幕を閉じたんじゃないかと感じていて、逆を言えば回復しなければ歌えなかったような曲だと思うんですね。最後にヒカリノシズクがあって良かった。これからどんどん活躍して過去の出来事が風化してもきっとNEWSはいつも日常の痛みに寄り添い続けてくれるんだろう、優しさをありがとう、と。予想はできたけれど、QUARTETTOがヒカリノシズクで終わるコンサートで良かったです。

多分に宗教的患者的でアレですが(笑)、とりあえず人生の色々を追いかけていこうと思った。明日からもまた。

*1:Myojo LIVE! 2016夏コン号 p.p.62

*2:すっごい蛇足なんですが、シゲアキパートの真駒内セキスイハウスアイスアリーナ、オシャレ映画かと見紛う構図で好きです。

*3:パンフレットのシゲアキのコメント